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感動を感じさせる”絵画”

前回に続いて、絵画の話を少し・・・・・

さて、見る人に対して自分が描いた“絵”が感動的なものになるか、
はたまた、平凡なものになってしまうかが決まる要素が二つある。

一つは先日言った、”汚い色彩”と”綺麗な色彩”のバランスの妙。

二つ目は、絵画の中に時間の流れを感じさせる、要素である。


単に刹那的な思いで”空間”だけを描くのではなく
そこに流れる時間も描かなければならない。


「時間」と「空間」にはご存知のように切っても切れない関係である。


その絵の場面に至るまでの時間的過程を感じさせ

そして、これからどのような展開になっていくのかと言う
近未来への“期待感”を感じさせるもので無くてはならない。

そうする事によって目に見えない“時間の動き”を感じさせ
躍動感溢れるものとなる。

絵画自体の形や色彩の”躍動感”だけではなく時間的な”躍動感”である。


一つのストーリーの中の“一番大事”な緊張感溢れる場面を切り取る。


感動的な絵を描くポイントは、時間的状況判断を的確にした上で
”感性”と、それを引き出す強い意欲と・・・そしてタイミング。

テニスで言えば・・・・・

そう、一流のプレーヤーが今まさに強烈なサーブを打つ“テークバック”の一瞬。

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凄いエネルギーが爆発する0.001秒手前が最も感動的で美しい。


なかなかお眼にかかれない!

来年1月11日から
神戸市立博物館で私の大好きなターナー展が開かれる。

なんか今からワクワク、そしてソワソワ。

黄色が大好きで、緑が大嫌いと言われ

名前は長すぎる
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー。

彼は遺言で

ロンドンのナショナルギャラリーに収蔵してくれるならと

最終的に2万点にも及ぶほぼ全作品を寄贈したと言われる愛国精神の持ち主。

時間と機会がある人は是非見て欲しい。

私は30年程前
ロンドンのテート美術館で見たとき以来のファンである。

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             雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道(1844)

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        古代ローマ、ゲルマニクスの遺灰を持って上陸するアグリッピナ(1839)


悪役の必要性

昨夜は大雨。

なのに・・・・教室の生徒さんは全員出席。
いやいやモチベーションが高い。

さてさて、
感動的なドラマには、最強の悪役が欠かせない。

半沢直樹が人気を得たのも“悪党”が素晴らしかったから。

絵画も感動的なドラマと同じ。

汚い多くの色彩が、少しの綺麗な色彩をより引き立たせる。

そのバランスが最適の時、絵画は“感動の光”を発しだす。

と言うことで昨夜のテーマは
「汚い色彩ときれいな色彩のバランスを知る。」

一生懸命に取り組む生徒さんたちを見て欲しい。

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大きく見たい人は画像をクリック

雨男が・・・・・

デッサン高岸教室、恒例の
「秋のスケッチ会」が“雨”で流れた。

春も雨で流れ・・・・・・

今年からの参加者の中に、どうやら“雨男”がいるようである。

早く探し出さなければ、
今後の楽しいイベントも“雨男”が狂わすかも知れない。

と言うより今年の秋は、屋外予定が非常に立てにくい。

穏やかな天候推移を突然“台風”が狂わすのである。

しかしメゲてはいない。

11月3日(日曜日、翌日休日)に再度チャレンジしようと考えている。

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                          クリック


今のところ“晴れ”との予想なのだが

雨男と台風の動向次第と言うところか・・・・・


やる気が無い人へ

今年の激しかった夏のせいもあるかと考えるのだが
この一ヶ月ほど体がだるい。

それだけでなく、体のあちこちも痛い。

どうやら現在、心躍るような“仕事”が無いせいか
意識が内側に向きだしているようである。

意識が外側、いわゆる「外的集中」している時は
少々の疲れや体調不良などには“意識”は行かない。

(注)、外的集中とは?

目的があり、その目的遂行のため一心不乱に思考行動している状態の事。

反対に何もする事が無く、モチベーションが下がっている時は
意識は内側、いわゆる「内的集中」となり

体がだるい、あちこちが痛い、思うように体が動かない
胃腸の働きが良くない・・・など

マイナス思考に陥りやすくなる。

(注)、内的集中とは?

やる事が無く仕方なく自分の体に意識が行ってしまっているいる状態の事。

さてさて、この状態を脱するには
出きるだけ早く“心躍るような目的”を作り出さなければならない。

と言ってもただ待っていても“心躍るような目的”は出てこない。

自分から

攻撃的な気持ちを持って探し出さなければならない。

 

でないと・・・・・

マイナス思考が続き、スランプ状態になってしまう。

そして尚且つ、そのまま放っておくと“鬱”症状になり
社会から完全にバーンナウトしてしまうおそれもある。

私と良く似た症状の人は、用心、そして用心。


キッズ絵画コンテストの案内

全国を対象とした
第2回なでしこキッズ絵画コンテストが開かれる。

幼稚園、小学校に子供たちが知り合いにおられる方

ぜひ参加を勧めて見られたらいかがだろうか?

ひょっとして“入選”などしたら

子供たちに絶大なる自信がつき

今後のやる気につながると考えるのだが・・・・

審査委員長は、金沢21世紀美術館館長、大阪市立美術館館長を経て

現兵庫県立美術館館長、横尾忠則美術館館長の蓑豊氏。

末席ながら私も審査委員をかねています。

PDFファイルをご覧あれ。

http://www.nadeshiko-hall.com/wp/wp-content/uploads/2012/05/2a4240b21e2bf9d492b69740cd1efa73.pdf


橋本関雪と小浦武志

先日兵庫県立美術館で開催されている
“橋本関雪展“に行ってきた。

別に橋本関雪のファンではなく、また興味があったわけではない。

では、なぜわざわざと・・・・?

一週間ほど前。

あの伊達公子のコーチで著名な“小浦武志”さんから電話があった。

いつものように唐突なふっかけ話である。


「高岸さん!橋本関雪の絵の事なんやけど・・・・・

 “絹”の下地に描いたものと“紙”の下地に描いたもんがあるんや。

どういう意思のもと、描き分けたか知ってるやろ?

教えて欲しいんや・・・・・・・」と来た。


橋本関雪・・・・・・?

名前は聞いた事はあるのだが
どのような時期に、どのような“絵”を描いていたのか私はさっぱり知らない。

受話器を握ったまま無言の私に

「ん?聞こえてるか? その結論が出ないと話が前に進まんのや!」

小浦さん、どうやらセミナーの最中"らしい"らしい"のである(ToT)/~~~


天才とはこういう人の事を言う。


「全く解らないけど、お金があったときは“絹”下地
お金なかった時には“紙”下地と違うやろか」と私。

これまたとんでもない“解説”

と言うことで美術館まで検証に行った。

結論?・・・・・よく解らない。

シルク下地の方が発色は豊になるだろうが・・・・・・


秋深まれば、兵庫県立美術館、館長“蓑”さんに会う。

そこで聞いて見ようかと・・・

さてさて、これは良く出来ている。

“橋本関雪”代表作である「木蘭」の“折れる絵葉書”を買ってきた。

橋本関雪.JPG


 


ヌードモデルとは。

昨夜は“想像、創造デッサン高岸教室”のヌードデッサン。

その現れたモデルさんはいつもと違い
少し生徒さんたちは物足りなさを感じたようである。

何も身体的な事を言っているのではない。

“やる気”の問題である。

生徒さんたちに申し訳ない気持ちで一杯である。

では、プロのヌードモデルとは
一体、どうあるべきなのだろうか?

ヌードモデルは舞台で演技する“役者”と同じ仕事だと思う。

出演料を頂く限り、サービス精神は当然の事。

観客の精神状態を集中高揚させ、やる気を起こさせ
期待感を引き出すテクニックを持つ事が必要なのである。

どう?あなた達にこのポーズが描ける?

人間の体ってこんなに素晴らしいのよ!

次はどう?このポーズ、そしてその次はこんなポーズ!


そう、次々と未知の世界に引きずり込んで行かなければならないのである。

そんな要求、厳しすぎるのではないか?

いや、プロならば求められるのは当然だと考えるのだが・・・・・・

そして最後に達成感を与え
「ありがとうございました!」で終わるために。


子供の”取り扱い説明書”

新しい電化製品などを買うと

スペックと共に
操作方法や、メンテナンスに関する“取扱説明書”という小冊子が付いてくる。

新しいマンションや一戸建て住宅を買ったら
これも当然の事「取り扱い説明書」がついてくる。

しかし対象は、電気、ガス、そしてその他の設備機器に関するものだけ。

そこには、このリビングはこのような照明で
このような家具配置をし、こう座るとイライラ感が無くなり
気分が穏やかになりますよ・・・

また、照明は天井からの白い光にして
このような家具配置にすると
家族会議は集中して暴言を吐き合う事無く短時間で良い結論が得られますよ。

食堂にはこのような角度に食卓テーブルをおいて、こういう風に使うと
楽しいコミュニケーションを取りながら美味しくいただけますし


笑顔はが絶えない空間になりますよ・・・・・

と言うような住まい方の「取り扱い説明書」は無い。

新しい家を買って引越しされてくる家族にとって
新しい家は当然以前のものより大きく、未知の空間のはず。

そこは未知の世界で、使い方は解らないのは当たり前。

長年かかって使いこなすのだ!も良いけれど
人生はそんなに長く無い。

新しい家を買ったら写真やイラスト満載で

“幸せに生活するために・・・・この家の「取り扱い説明書」”が付いて来る。

親切ではないだろうか。

そんな事を考えていると・・・

最近の若い夫婦に、子供が生まれる前に病院が手渡す一冊

子供の“取り扱い説明書”も必要かも。


勝手な”思い込み”

秋が来ない。

頭の中では、もうとっくに秋が来ているのに

気温は下がらず、異常に多い台風の影響で湿度も高い。

脳で考え、予測している事と

現実が大幅に違った時、人は簡単に体調を崩す。


それを回避させる方法は

思い込みの予測をしないで
常に“現実”を、五感を鋭くさせて感じ取る事。

そしてその“感じたまま”を材料にして
思考、行動の要因とする。

これは何も
秋が来ない⇒体調を崩す・・・・だけの話ではなく

スポーツでも

ビジネスでも

そして学習の世界でも、同じ現象を起こす。


“そうあるべき”という勝手な思い込みが
ピントはずれの“大失敗”と“やる気喪失”を引き出してしまう。


「想定外」は常に起こる事を理解する!!


誰に言ってるの?

当然、私にである


しか~し、大好きな“秋”は来てくれるのだろうか。


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