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霊長類最強女子の集中力!

プレジデント社の新しい月刊誌
PRESIDENT WOMANの特集記事に残像メンタルトレーニングが紹介された。


特集記事のタイトルが「霊長類最強女子の集中力!・・」だと
ちょっと誇大表現かも。


しかしさすが女性専門紙、印刷も良いし、紙も良い。

プレジデント社.jpg

泣くことの推奨 2回目

さて、前回のつづき・・・・

 

あの事件以来、悪ガキどもは彼が泣き出しそうなそぶりを見せ始めると
蜘蛛の子を散らすように逃げ出す。

 

またその小さな男子生徒もなかなかのしたたか者。
自分にとって気に入らないことがあると
「泣くぞ!泣くぞ!」と言った演技をして見せ
まわりの生徒たちを恐怖の世界へと引きずりこんだのである。

 

どうやら彼は思いっきり「泣く」という非常事態に入る事によって
自分が小さいとか、気が弱いとかと言うマイナス思考を
吹き飛ばすだけでなく、
自分の持っている”力”を100%出し切れる事に気が付いたようである。

 

話を変えて言えば

火事だ! と言う非常事態の中で、オバアさんが重いタンスを
持ち出したのと同じ事が言えるのではないだろうか。

 

もうダメだ! もう耐えることが出来ない!というような
身の危険を感じた時、人はとてつもない”力”が出るものである。

 

と言っても持っているもの100%だけなのだが・・・・

 

だから被害者に成り下がった悪ガキのボスにとっては
小さな男子生徒が例え100%の”力”を出し切ったとしても
まだ自分には十分余力があり、勝ち目があったはず。

 

しかし、全く予期しなかった彼の抵抗にまず驚き、
また思ってもいなかった程の”力”で投げ飛ばされた!
という事にひるんでしまい、自分の持つ力100%を出せないまま
ギブアップしてしまったのだろう。

 

いわゆる虚を衝かれたということだったのだろう。


ケンカは強いものがいつも勝つとは限らない。

これは仕事やスポーツでも同じ事。

 

人は悲しい事、苦しい事、などが積み重ねられ、
それが大きくなるにつれて徐々に「理性」や「知性」が失われていく。

 

それと反比例して人の持つ本能、いわゆる「感情」が高ぶってくる。

理性や知性で「感情」を抑えきれなくなった瞬間、
人は「泣く」と言う表現で感情を爆発させる。

 

それは徐々に膨らんでいく膀胱に対し
我慢、我慢を重ねたあげくトイレに駆け込むのと同じ生理現象?

 

しかしどうだろう。
トイレから出てきたときの気分は?


我慢すればするほど、気分爽快なはずである。

 

同じく「泣いた」後の気分も、爽快でリラックス状態なのである。

男子、決して泣くべからず、などと我を張らず、
悲しい事や苦しい事があれば素直に泣けばよい。

 

始めはウソ泣きでも良い。
何度も試みているうちに、ほんとに腹の底から泣けるようになってくる。

 

全てトレーニングである。

 

人は泣いているときには、泣くことだけに一点集中している。

だから泣いているうちに
一体自分は何の理由で泣いているのかさえあやふやになってくる。

 

これほどの切り替え効果のある「泣く」という事も
メンタルスキルの一つとして自分のものとしたらどうだろう。

 

 


泣くことの推奨 1回目

さて古い話で申し訳ない。


小学校4年生の頃だったか、クラスの中に、
同じ年齢とは思えないほど小さくて、とても気の弱い男子生徒がいた。


冬になると鼻水をたらし、それを袖で拭くものだから
いつもその袖はピカピカで勲章のように輝いていた事を思い出す。


彼はそのような風体の為、同じクラスの悪ガキどものウサ晴らし、
いわゆる今で言うイジメの対象となっていたようである。


悪ガキどもはことある事にチョッカイを出し
時には暴力的な行為にも及んでいたのである。


しかしいつものようにイジメを受けていた彼にある日異変が起きる。


それまでは悪ガキどものイジメに対して
何の抵抗もせず、また泣きもせずじっと耐えていたのだが・・・・・


そのときに限って我慢の限界を超えてしまったのか
体の大きさに似合わない大きな声で泣き出してしまったのである。


本来、小さな犬は小さな声で啼き、大きな犬は大きな声で啼く。


そして異変はそのすぐその後に起こった。


なんとその小さな男子生徒は悪ガキのボスに対し
泣きわめきながら殴りかかって行ったのである。


彼の凄い泣き声で何があったのかと集まってきた他の生徒たち。

「オイやめておけ~」と口走った瞬間、一同は目を疑う。


悪ガキのボスはその小さな男子生徒に投げられ
馬乗りになった男子生徒は、容赦なくパンチの嵐を浴びせる。


悪ガキのボスはと言えば悲鳴を上げながらとうとうギブアップ。

その事件以来、一度泣き出すとめっぽう強くなる男子生徒のうわさは
全校に知れ渡る事となる。


さてこの小さな、そして気の弱い男子生徒

泣くとなぜ強くなるのだろう?

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つづく

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